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筑豊地区総合型地域スポーツクラブ連絡協議会研修会

2016年3月4日

筑豊地区総合型地域スポーツクラブ連絡協議会研修会
名前 福岡県総合型地域スポーツクラブ育成委員会
チーム名 筑豊地区総合型地域スポーツクラブ連絡協議会
内容  平成28年2月27日(土)、桂川町立桂川小学校体育館にて、平成27年度筑豊地区総合型地域スポーツクラブ連絡協議会研修会が開催されました。
 研修会には、本年度福岡県が進める「障害者と健常者によるスポーツ交流促進事業」に取り組まれた田川市総合型地域スポーツクラブ:L&Sたがわより、講師として田川氏が招聘されました。
 参加者は、桂川町総合型地域スポーツクラブ:e-SPOTけいせんのクラブ会員である小学校3・4年生約25名及びその保護者、近隣の総合型地域スポーツクラブ:ボアソルテ・F・飯塚(飯塚市)、陸上クラブ筑豊TOKI(嘉麻市)、添田町げんきクラブ(添田町)の指導者及び筑豊教育事務所の方々でした。
 研修会では、はじめに講師の田川氏より、「今日は、皆さんが普段あまり経験していないスポーツを紹介します。参加するみんなで、そのスポーツの楽しさを分かち合う感覚を味わってみて下さい。」とお話がありました。
 フライングディスクの体験会では、2チームの参加者が、ゴールまでの距離を5m、7mと設定されたフィールドで、ディスクを上手にコントロールし、ゴールに通すことを競い合い、楽しさを味わいました。その後、参加者の半数は、はちまきを用いて視覚障害者の疑似体験を行い、見えないゴールへ向け旗音を頼りにディスクをスローする体験をしました。
 参加者からは、「音で方向や距離を探ることは難しい。」、「ゴールが見えなくでも楽しめるスポーツがあるんだなぁ。」等の感想が語られました。
 卓球バレーの体験会では、講師の田川氏より、簡単にルール説明(①椅子から腰を浮かせないこと、②サーブは直接ブロックしないこと等)を受け、卓球バレーのゲーム(6対6)を楽しみました。この卓球バレーでも後半は、参加者の半数は、はちまきを用いて視覚障害者の疑似体験を行い、鈴の音を頼りに卓球台上を移動するボールを打つことの楽しさや難しさを味わいました。
 参加者からは、「目隠しをしている時に、周りの人からアドバイスがもらえると上手くできた。」、「目が見えないと不安なんだなぁ。」等の感想が語られました。
 参加者は、今回の研修会において普段経験する機会が少ない競技(フライングディスク、卓球バレー)を楽しむことができました。実は、これらの競技は既に障害者スポーツとして広く行われているスポーツです。福岡県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会では、県内各地にこのような機会が広がり、障害をお持ちの方も健常の方も共にスポーツを通して笑顔になれる環境が育っていくことを心より期待しています。

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